それは強烈な痩せ願望と貪欲なまでの食欲。
どちらも強くて強くてたまらない。
摂食障害の代名詞といえるもの。
痩せたい。
痩せたい。
6月のあたしは確かに死の寸前というにふさわしいほどの痩せ様だった。
さすがにあの頃に戻りたいとは思わない。
けど・・・いまのあたしはなに?
もうこんなの嫌で嫌でたまらない。
そして、そう思えば思うほど、強くなる食欲。
それに逆らうこともできないあたし。
毎日どれほどの食べ物をたいらげているのだろうか。
6月にあと一歩で強制入院という恐怖の勧告をだされて、驚くほど、すっぱり吐く事と下剤乱用をやめた。
どちらもありえないほど徹底的にやっていて、やめられる日はないだろうと思っていた。
けど、やめれた。
しかし・・・その代償は大きかった。
健康になるためだから、代償という言葉はふさわしくないかもしれないけれど、あたしにとっては代償。
昔はあんなに吐けたのに、もうどんなに手を突っ込んでも吐けなくなってしまった。
もうこんなの耐えられない。
支配されいても仕事とか、学生生活とか送れているのなら、まだ許せる。
けど、あたしにはそれすらできていない。
予定を立てることすらままならない。
予定が決まってしまうとプレッシャーになり、さらに過食に拍車がかかり・・・
もうどうしようもない。
自己嫌悪の嵐。
もう耐えられない。
拒食の頃の方がラクだった・・・
学校もいけてた・・・
いまのあたしはなんなのだろう。
生きていく価値なんかないよ。
死にたい。
消えたい。
先生は「いまで精一杯だよ、これ以上自分を責めなくていいよ」っていう。
けど・・・なにが精一杯なの?
なにも精一杯なんかしていない。
ただひたすら、過食しまくって、寝まくって、自己嫌悪に陥っているだけ。
これのなにがいいのだろう?
あたしにはわからない。
もう嫌だ。
あたしの貧困なボキャブラリーではこういうことしかできない。
なにもかもFuck。
いや、なによりも自分にFuck。
誰か、あたしを撃ち殺して。
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